学術大会の地とことん紹介
広島にきんさい!!―見て歩き食の広島,水と緑の平和都市
久保 高行
1
,
永尾 進
2
1おおうち病院リハビリテーション科
2済生会呉病院リハビリテーション科
pp.294-299
発行日 2001年4月15日
Published Date 2001/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551105791
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第36回日本理学療法学術大会の開催地・広島は,安土桃山時代の天正17年(1589年),毛利輝元が中国山地に源を発する太田川の河口に築城を始めて「広島」と命名したことに由来し,江戸時代には浅野家42万石の城下町として栄えました.また,太田川の6本の支流が貫くデルタ地帯には無数の橋がかけられ,その光景はさながら美しい「水の都」を彷彿とさせるものがあります.
広島市は第2次世界大戦で,世界初の原爆被爆地となり街全体が廃墟と化しましたが,市民の不屈の努力により現在では水と緑の美しい街に復興しました.そして,高度経済成長のなかで都市機能の集積を図り,また周辺町村との合併により市域を拡大し,昭和55年(1980年)には全国で10番目の政令指定都市に移行するとともに,平成6年(1994年)には,当広島県理学療法士会もアジア競技大会を側面から援助しながら,成功させるなど,中四国地方の経済,文化,行政の中心都市として発展を続けています.
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