連載 病院めぐり
広島市立広島市民病院
吉田 信隆
1
1広島市立広島市民病院
pp.951
発行日 2007年7月10日
Published Date 2007/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409101425
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厚生省は昭和27年8月,原爆の廃墟の町広島の復興と医療の充実と社会保険の普及を目的として「社会保険広島市民病院」を建設し,その運営を広島市に託しました.それが当院で,その後平成15年4月からは社会保険庁とは関係を絶ち,「広島市立広島市民病院」として再出発しております.立地としては,広島市の中心部で原爆ドームや広島城がすぐ近くにあります.
総病床数は725床で,診療科は26科,救命救急センター・ICUもあり,18名の麻酔医もいますので,救急体制は万全です.特に大学附属病院以外の公的病院のICUとしては非常に充実していると思います.カテーテル室も4室あり,産科出血の場合の子宮動脈塞栓や,母胎搬送で非常に問題の多い症例にも対応可能です.
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