症例報告
Lowe症候群の理学療法経過
上杉 雅之
1
Uesugi Masayuki
1
1高槻市立療育園リハビリテーション科
pp.439-441
発行日 2000年6月15日
Published Date 2000/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551105574
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はじめに
Lowe症候群(Lowe syndrome)は,1952年にLoweによって報告されたことから名づけられ,その主要病変部位が眼,中枢神経,腎に集中するところから,別名oculo-cerebro-renal症候群とも呼ばれる1).臨床像としては,白内障および緑内障,筋緊張の低下,精神運動発達遅滞,尿細管障害などがみられる.
本邦では30数例しか報告されていない稀な疾患で2)あり,本論文ではLowe症候群の理学療法経過について報告する.
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