症例報告
Chitayat症候群の理学療法経過
上杉 雅之
1
Uesugi Masayuki
1
1高槻市立療育園リハビリテーション科
pp.291-293
発行日 1998年4月15日
Published Date 1998/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551105055
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Ⅰ.はじめに
Chitayat症候群(以下CS)は1990年,D Chitayatらによって,姉妹例として最初に報告された1).臨床像は,特徴的な顔,遠位性関節拘縮,精神発達遅滞等を特徴とする.筆者の渉猟しえた範囲では,1994年の時点で4例しか報告されていない2)ごく稀な疾患である.本論文では,CS症例に対する理学療法の経過を報告することにする.
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