リレーエッセー 先輩PTからのメッセージ
PTひとり旅―昔ばなし珍道中
今井 章夫
1
1国立金沢病院リハビリテーションセンター
pp.586
発行日 1999年8月15日
Published Date 1999/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551105371
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まえがき:ふざけたタイトルですが,投稿依頼を機に在職40年を顧みることができ感謝している.とはいえ,私には後輩へのメッセージなど毛頭ない.けれど,ひょっとして1人でも一隅を照らすことにもなれば有り難い.国立金沢病院(765床,23診療科)では,理学療法士ひとりの戦いであった(物療1,看護1).これまで長年にわたり機能できたのは,ひとえに同院名誉院長・竹多外志先生(整形外科),同院長・前久芳先生(整形外科),金沢大学在職中の理学療法士協会長・奈良勲先生,県士会長・灰田信英先生(金沢大学理学療法学科教授)をはじめ,多くの方々のご指導のお陰である.
物療時代:整形外科の一員(翼)として外来,入院,手術,退院までをみせていただいた.ポリオ,先股脱,筋性斜頸の小児が多かった頃で,母親との関わりのなかで外科医・小児科医の心を知ることができ,医療への関わり方の基本を教えていただいた.
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