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日本電気生理運動学会(JSEK)の発足
星 文彦
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1北海道大学医療技術短期大学部理学療法学科
pp.774
発行日 1998年10月15日
Published Date 1998/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551105161
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1997年11月に日本電気生理運動学会(JSEK:Japanese Society of Electrophysiology and Kinesiology)が発足しました.この学会は,医学,工学,体育学などの学際領域の研究発表の場と位置づけられています.運動行動を研究対象とするリハビリテーション科学の基礎研究とも関連が深く,私たちにとって心待ちにしていた学会といえます.むしろ,リハビリテーション科学のための学会といえるかもしれません.第1回大会は,半田康延大会長(東北大学医学部教授)のもとで1997年11月8日に宮城県民会館(仙台市)が開催されました.第2回大会は,1998年11月7日に眞野行生大会長(北海道大学医学部教授)のもとで北海道大学学術交流会館(札幌市)にて開催されます.
JSEKは,Dr. Basmajianらが中心となり設立した国際電気生理運動学会(ISEK:International Society of Electrophysiology and Kinesiology)の日本支部として1966年に設立され,現在,半田教授がISEK理事として参画しています.ISEKの機関誌“Journal of Electromyography and Kinesiology”は世界的に高い評価を受けております.ISEK学術大会は2年に一度,本年1998年6月には第12回大会がカナダで開催され,2000年の第13回大会は札幌で開催されます.
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