書評
―千野直一(編) 千野直一・木村彰男・正門由久・岡島康友(著)―臨床筋電図・電気診断学入門(第3版)
鈴木 堅二
1
1帝京大学医学部附属市原病院リハ科
pp.177
発行日 1998年3月15日
Published Date 1998/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551105029
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わが国で開催された1995年の第10回国際筋電図臨床神経学学会では筋電図と運動制御が主題となり,1997年の第8回国際リハビリテーション医学会では経頭蓋的磁気刺激による運動誘発電位の計測,末梢神経における伝導ブロック計測がトピックスとなった.
このように近年,電気生理学的研究手法は運動障害を伴う疾患の診断や評価,治療効果の判定においてその重要性はさらに高まってきており,脳血管障害,外傷性脳損傷や神経筋疾患での予後予測においても欠かせない診断・評価法となっている.
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