ひろば
外国人の母親への療育指導
縄井 清志
1
1日本医科大学病院整形外科理学療法室
pp.727
発行日 1997年10月15日
Published Date 1997/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551104856
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障害児を取り巻く家庭環境は1人ひとり違っているが,国際結婚した両親の間に生まれた場合の療育不利は大きい.一般的に障害児の療育は母親を中心に行われるが,母親が外国人であると様々な困難が生じる.筆者は,外国人の母親を持つ脳障害児の早期理学療法を2例経験し,母親の心理,社会的不利や家族機能への介入の重要性を認識した.
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