初めての学会発表
5年目の挑戦
寺村 誠治
1
Teramura Seiji
1
1JR東京総合病院リハビリテーション科
pp.666-667
発行日 1996年9月15日
Published Date 1996/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551104606
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はじめに
第31回日本理学療法士学会は,1996年5月16日,17日の2日間にわたり,名古屋市のほぼ中心部にある名古屋国際会議場で開催された.学会テーマは「理学療法の基礎」であり,理学療法と基礎医学との接点を模索し,どのようにして理学療法の発展につなげるかについて検討が行われた.企画内容は一般演題523題(口述384題,ポスター130題ビデオ9題)のほか,特別講演,学会長基調講演,報告会(阪神・淡路大震災と協会並びに兵庫県士会の活動),シンポジウム,セミナー,指定講演と盛り沢山の内容であった.
本学会において,私は「片麻痺患者に対するStepLock式膝継手の有用性」と題し,初めて発表(ポスター発表)を行うことができた.今回の演題発表までの道のりを振り返ってみると,苦労したことや失敗したことなどが多く,それにより,いろいろと学び得ることも多かったと思う.そこで,これから種々の学会で初めて発表を行おう,行いたいと考えている方々に少しでも役立てばと思い,自分の経験談を記すことにしたい.
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