連載 公立富岡総合病院・青木孝子―その人と実践【最終回】
そして──終わりなき挑戦
林 千冬
1
1神戸市看護大学
pp.652-657
発行日 2002年8月10日
Published Date 2002/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686902149
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2002(平成14)年3月は,青木孝子にとって,いつにも増して忙しい月であった。
中旬には,富岡市内のホテルを借り切って,青木と副看護部長・浜水和枝の定年祝賀パーティが盛大に開かれた。まるで病院同窓会のようなこの晴れ舞台に,おしゃれな青木は浜水と念入りに衣裳を合わせて臨み,参加者たちを沸かせた。一方,病院あげての一大事業である電子カルテの導入は,現看護部長・根生とき子の強力なリーダーシップの下,リミットぎりぎりになって無事4月からのゴーサインを出すことができた。
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