理学療法草創期の証言
ちょっと後から
金子 誠喜
1
1国立身体障害者リハビリテーションセンター研究所運動機能系障害研究部骨関節障害研究室
pp.411
発行日 1995年6月15日
Published Date 1995/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551104311
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私の九州リハビリテーション大学校の第二期生としての卒業アルバム(1970.6.29.理学療法士及び作業療法士法公布から5年後)には,今は神戸大学医学部保健学科で教鞭をとっておられる第一期生の島田智明先輩が教員の一人として写っている.優秀な方はすぐにも理学療法士の養成に教師として尽力するのが使命という時期であった.
どの場に席を置いてもすでに前を歩いている先輩が居た私が,この欄に証言を残すなどというのはどうも適当でない気がする.それは,この時期の先輩が強い気概をもって先へ先へと各方面に向かっていたということの証左なのだろう.私はそんな方たちの後でも,まだ,こんなことが有ったということを記録に残そう.
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