Japanese
English
特集 外来理学療法の再検討
慢性期脳卒中患者の外来理学療法の再検討
Outpatient Physical Therapy Reconsidered: Reconsideration of Outpatient Physical Therapy for Stroke Patients
三ツ木 裕子
1
,
川島 敏生
1
,
三ツ木 豊
1
,
田村 真佐美
1
,
野鳥 長子
1
,
東 裕一
1
,
鈴木 真理子
1
,
栗山 節郎
1
Yuko MITSUGI
1
,
Toshio KAWASIMA
1
,
Yutaka MITSUGI
1
,
Masami TAMURA
1
,
Nagako NOTORI
1
,
Yuichi AZUMA
1
,
Mariko SUZUKI
1
,
Setsuro KURIYAMA
1
1日本鋼管病院理学診療科
1Department of Rehabilitation, Nippon Kokan Hospital.
pp.300-305
発行日 1995年5月15日
Published Date 1995/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551104280
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Ⅰ.初めに
脳卒中患者の外来リハビリテーションの役割・機能・目的についてはさまざまな報告1~4)があり,その内容や期間は受け入れ施設の規模や性質によっても大きく異なっている.
当院の外来部門でも希望があれば可能な限りは受け入れる体制をとつているため,長期的な関わりとなりやすい.また,脳卒中はその疾病の性質上,病態や回復段階が不明瞭なことから漫然とした訓練に陥る危険が大きい.
本稿ではこうした自戒の意味を含めて当科の現状を調査したので報告する.
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