Japanese
English
印象に残った症例
地域リハビリテーション活動に関わって考えたこと
Impression Cases: From Community Rehabilitation Activities
伊藤 晴人
1
Haruhito ITOU
1
1大東市保健医療福祉センターリハビリテーション課
1Division of Rehabilitation, Health and Social Welfare Center, Daito-city.
pp.125-127
発行日 1994年2月15日
Published Date 1994/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551103941
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Ⅰ.初めに
今日,「リハビリテーション」という言葉は,知らない人が少ないと言えるほど一般的になってきている.一般の人々は「リハビリテーション」という言葉を聞いて,「機能訓練」をイメージする人が多いと思うが,われわれ専門家もそういう傾向があるのではないだろうか.しかし,周知のとおり「リハビリテーション」とは全人的復権の意味のものであり,特に地域リハビリテーションは「生活の場」での活動であるので,障害の有無や年齢にかかわらず地域で住民として当たり前に,みんなと生活することが目標なのである.
そのためには,障害児・者や高齢者の毎日の生活を家族とともに保健・医療・福祉・教育機関などの専門職や地域住民,ボランティアが支え,住民みんなが支援する仲間の一人として地域生活を送りながら連携し,総合的に取り組んでいくことがたいせつなのである.
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