特集 市町村の保健と福祉の専門職
市町村理学療法士の展望—大東市の地域リハビリテーション活動を通して
山本 和儀
1
,
伊藤 晴人
2
1大東地域リハビリテーション研究所
2大東市保健医療福祉センターリハビリテーション課
pp.576-579
発行日 2001年8月15日
Published Date 2001/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401902970
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介護保険制度が導入され,高齢者に対するサービスのあり方も大きく変化し,それに伴い従来から実施されてきた老人保健事業の位置づけも少なからず変化してきています.
大阪府大東市では,老人保健法が制定された昭和58年(1983)以前より高齢者に対する地域リハビリテーション(以下,地域リハ)活動を展開してきました.具体的には,昭和54年(1979)の「老人憩の家」開設に伴い,老人福祉法に基づき現在の機能訓練事業に相当する事業を開始し,必要に応じて訪問指導(訪問リハビリテーション)も実施してきました.
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