とびら
問題思考型ADL評価表を
森中 義広
1
1高知・横浜病院理学療法室
pp.735
発行日 1992年11月15日
Published Date 1992/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551103619
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「病室で役だつリハビリをお願いします.」
理学療法士は実用的なリハビリテーションの効果を考えてプログラムし訓練を行なっていると誰しもが思っている.自分で服が着られるように,食事できるように,ポータブルトイレが使用できるようになど,ADLに役だつ訓練である.現在のADL評価表は各動作項目が可能か否か,介助量は自立・部分介助・全面介助か,また自立の度合いを3~4段階評定で記録する.そして,意志疎通・意欲・食欲・痴呆・ROM・MMT・協調性・移動能力などの評価と照らし合せ,ADLのできない項目の理由を想定し,訓練を組み立てる.
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