学会印象記 第27回日本理学療法士学会
発表への道―私の初発表体験記
丸尾 朝之
1
1奈良県心身障害者リハビリテーションセンター
pp.566-567
発行日 1992年8月15日
Published Date 1992/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551103574
- 有料閲覧
- 文献概要
新緑が眩しい5月14,15の両日,西洋医学伝来の地長崎に,全国の理学療法士が「移動と理学療法」をメイン・テーマとして,今後の理学療法発展のため集いました.メイン会場を長崎市公会堂に置き,合計四施設八会場で行なわれました.演題は,口述318演題,ポスター106演題,ビデオ9演題,総計433演題と量的・質的に素晴らしいものでした.
佐世保には学生時代の実習で10週間ほどいましたが,長崎市は高校の修学旅行以来ですから,かれこれ10年ぶりになります.今回の旅は,修学旅行と違い旅費を出していただいた学会出張で,しかも鼻の低い,いやいや能力の低い私がその学会で演題発表を,それも初めて行なうのですから,今までに無い期待と不安と緊張感が体の内を駆け巡ってくるのを感じていました.
Copyright © 1992, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.