Japanese
English
特集 内部疾患と理学療法
肝機能障害に対するアプローチ―急性肝炎の運動療法
Internal Disease and Physical Therapy: Rehabilitation approach for liver dysfunction; Therapeutic exercise program for acute infectious hepatitis
太田 智弘
1
,
神内 拡行
1
,
石田 暉
1
,
上野 文昭
2
Tomohiro OHTA
1
,
Hiroyuki JINNAI
1
,
Akira ISHIDA
1
,
Fumiaki UENO
2
1東海大学医学部付属大磯病院リハビリテーション室
2東海大学医学部付属大磯病院内科
1Division of Rehabilitation Medicine, Tokai University Oiso Hospital
2Division of Rehabilitation Medicine, Tokai University Oiso Hospital
pp.96-101
発行日 1992年2月15日
Published Date 1992/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551103446
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Ⅰ.初めに
肝機能障害に対する治療は一般に,入院による「安静と栄養」が基本1,2)となっている.そのため過度の安静が体力の低下や社会生活に対する適応の不安などを引き起こし,社会復帰の遅延を招いていると考えられる.
当院においては病状回復期にある肝炎患者に対して,体力の回復・社会参加に対する自信の裏付けを目的とした運動療法を実施しており,今回,このプログラムを紹介するとともに,その結果についてふれてみたい.
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