講座 老年医学・6
老年者の保健・医療・福祉と理学療法士
上田 敏
1
,
林 泰史
2
,
隅田 俊子
3
,
岩田 敏郎
4
,
太田 隆
5
,
藤本 欽也
6
,
小滝 治美
7
1東京大学医学部附属病院リハビリテーション部
2東京都リハビリテーション病院リハビリテーション部
3佐久総合病院リハビリテーション科
4特別養護老人ホーム大阪新生苑
5東京都老人医療センター理学療法科
6甲州病院在宅サービス部
7四天王寺悲田院療法士課
pp.848-856
発行日 1991年12月15日
Published Date 1991/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551103410
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高齢化社会を迎えて,病院でも地域でも老年患者の比重が高まり,理学療法士の役割はますます重要になっている.特別養護老人ホームの機能は多様化し,デイセンターなどの形で地域に開かれたものになってきており,「生活」に焦点を合わせた理学療法プログラムが必要となってきている.老人保健施設も未確定要素をはらみながらも,今後理学療法士の働く場としての意義を高めていくであろう.本講座の締めくくりとして,各種の施設での在りかたについて話し合っていただいた.
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