学会印象記 第26回日本理学療法士学会
講演,シンポジウムから得るところ大
大峯 三郎
1
1産業医科大学病院リハビリテーション部
pp.580-581
発行日 1991年8月15日
Published Date 1991/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551103334
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「科学からのメス」というメイン・テーマの下,去る5月23,24日初夏を思わせる日差しの中で,第26回日本理学療法士学会が倉敷市において開催された.
会員数もすでに8500名を超える大所帯の中で,演題数は口述,ポスター,ビデオ発表を含め360題を数え,2日間の日程でこれらすべての行事を消化するために四つの施設,八つの会場を使用しての学会運営であった.このように数か所の施設に分散して運営する傾向は,ここ数年来のことであるが,参加する者として,日程表とにらめっこしながら四施設をあちこち移動しなければならないのは,正直言って会場の施設が離れているだけに移動の煩しさを多少,感じるものであった.しかしながら,学会会期や参加者数,応募演題数の増加などの関係でこのような運営形式を採らざるをえないのは,現状では致しかた無いことであろう.
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