PT最前線
人間,あきらめることが肝腎だ―日本人の日本人らしさを考えた 半田一登氏/<証言>無私無欲の潔き九州男児
高橋 寛
1
,
本誌編集室
1太陽の家
pp.502-503
発行日 1991年7月15日
Published Date 1991/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551103312
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九州労災病院では整形外科患者に超早期と言える理学療法を実施している.「後療法という名の,一種屈辱的な用語の整形外科の後始末の治療ではなく積極的な意識の治療をしているんです.筋力低下や変形を生じさせないということです.まだ骨も癒合していない,傷も生々しい時期に始めますから緊張感も高いんですが,その効果は一日をおろそかにできないくらいですね.」そんな臨床に在って,人間を追及し続けた.そして,あきらめることだと….
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