クリニカル・ヒント
光化(力)学治療の効果
坂口 進至
1
1(社福)琴の浦リハビリテーションセンター更生部
pp.366-367
発行日 1991年5月15日
Published Date 1991/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551103283
- 有料閲覧
- 文献概要
1.初めに
1991年,今年のキーワードは,高齢化,健康,ソーラーエネルギーのようである.
われわれの担当する理学療法は,前二者には,大きなかかわりがあることに,すぐに気が付くのだが,ソーラーエネルギーと,どうも直接関係無いようだと思っていた.その矢先,お正月休みで元旦からゆっくりとTVを見ていて偶然,光エネルギーであるレーザーの生みの親,Townes CHの番組を見る機会があり,どうもこれが三つ目のキーワードだと気付いた.そして,今後リハビリテーション分野でも注目を集めるであろう低出力レーザーによるphoto dynamic therapy(光化(力)学治療)の臨床的応用について紹介する動機となった.
Copyright © 1991, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.