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特集 卒後教育
少人数職場の卒後教育
Postgraduate Education in Physical Therapy: Postgraduate Education in a Small-sized Physical Therapy Department
田中 裕理子
1
Yuriko TANAKA
1
1いそ病院理学診療科
1Division of Physical Therapy, Iso Hospital.
pp.252-254
発行日 1991年4月15日
Published Date 1991/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551103245
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1.初めに
現代の教育場面において,われわれは小学校に入学してから,例えば専門学校を卒業するまでの間,往々にして受動的である.例にもれず,自主的に勉強することを知らない筆者が卒業後,如何に怠け者の自分を律して,自主的に学問を積み重ねていくか….これは至難の技である.
孔子の「論語」の中に,最初は学をつとめ,次に学を好み,最後に学を楽しむという境地の進めかたを述べたことばがある1).これこそが卒後教育,いわゆる生涯学習の極みであろう.
本稿では,筆者の卒後6年間の教育への取り組みを振り返りつつ,当院内外における卒後教育活動の現状を紹介する.
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