自慢の職場
少人数で高能率にこなす—筑波大学附属病院臨床検査部
村井 哲夫
1
1筑波大学臨床医学系臨床病理
pp.822-823
発行日 1982年9月1日
Published Date 1982/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543202586
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筑波大学附属病院は,1985年に万国科学技術博覧会が開かれる筑波学園都市のほぼ中央部に,1976年10月に開院し現在に至っており,臨床検査部も同時に業務を開始した.それ以来しだいに人員,設備ともに整備され現在は表に示す人員構成で検査部を運用している.検査部の広さや,分析器などの設備は最新鋭のものが利用できることなど,十分とはゆかないまでもほぼ満足できる状態にあるが,検査技師数が,国立大学病院技師の定員に限りがあるため非常に少なく,現在に至るまでも検査部運用上の最大の障害となっている.しかし日々検査部に依頼される大量の検体を処理し,正確なデータを迅速に報告することはわれわれの義務であり,様々の創意と工夫によりこれを克服し日常の業務を遂行している.
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