とびら
“連携”のできる理学療法士になろう
永原 久栄
1
1浴風会病院理学療法科
pp.579
発行日 1990年9月15日
Published Date 1990/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551103085
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誰もが,地域リハビリテーションにあって専門職同士のチームワークの重要性を挙げ,連携の意義を認めている.最近では“地域”に関した研修会もふえ,マニュアルもでき,本誌をはじめ各誌紙に地域リハビリテーションの論文もふえ,勉強できる機会がふえている.研修会等々で学んだ連携の意義を非常勤なり,ひとり職場なりで,しこしこやっている身にどう実践できるか考えると,まず浮かぶのは,地域対象者(患者)を通して出逢う,地域理学療法士仲間のふえたこと,それぞれに,地域理学療法の概念づくりの重要さに目覚め,自分なりの地域での姿勢を確認,あるいは追求している姿である.しかし,連携の在りかたについて,自分の担当の1ケース1ケースが問われることは少ない.
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