学会印象記
―第49回日本リハビリテーション医学会学術集会―リハビリテーション医療のトレンドを垣間見た3日間
大峯 三郎
1
1九州栄養福祉大学リハビリテーション学部理学療法学科
pp.822-824
発行日 2012年9月15日
Published Date 2012/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551102403
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第49回日本リハビリテーション医学会学術集会が2012年5月31日から6月2日の3日間にわたり,蜂須賀研二会長(産業医科大学リハビリテーション医学講座教授)のもと開催された.今回の学会は,昨年の第48回学術集会が東日本大震災により会期が大幅に延期され,それから間もない開催であったため,参加者数が気になるところあったが,予想をはるかに上回り,学術集会では過去最高の3,200余名の参加者数を得たと伺っている(図1).福岡(博多)の地の利もさることながら企画力によるところが大きかったのではなかったかと思われる.
会場となった福岡サンパレス,福岡国際会議場では,毎年国内外の学会が数多く開催されている.昨年の九州新幹線の開通に合わせて装いあらたとなったJR博多駅から海側に車で10分程度に位置しており,公共交通の利便性も良い場所にある.また,4年前に第43回日本理学療法学術大会をわれわれが開催した会場だけに,当時の慌ただしさと喧噪の中で過ごした3日間が懐かしく思い出された.
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