特集 理学療法士のキャリアデザイン
理学療法士のキャリアモデル
9.事務系管理者として―病院事務系管理者に至るまでのキャリアと現状
桐田 泰蔵
1
Taizo Kirita
1
1葛西昌医会病院リハビリテーション科
pp.426-428
発行日 2012年5月15日
Published Date 2012/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551102284
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養成校卒業から今日までのキャリア
筆者は1998年3月,医療法人鳳生会専門学校藤リハビリテーション学院を卒業したのち,整形外科・脳血管疾患を幅広く経験することができる財団法人多摩緑成会緑成会病院に入職した.当時は呼吸リハビリテーションにも興味をもっており,同科目の非常勤講師が緑成会に在籍されていたことも志望の理由だった.
入職後は経験豊かな先輩方に囲まれ,理学療法士としてはもちろん,リハビリテーション専門職として,また社会人としての教育も受けることができた.科の方針で東京都理学療法士協会の成人福祉部会の活動や予算決算総会,学術大会には部署を挙げて対応しており,職能団体への帰属意識が醸成された.また,諸活動の中で近隣地域はもちろん都内の諸先輩方と関わる機会をもつことができ,職場内にとどまらず多様な考え方に触れることができた.
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