学会印象記
―第11回アジア理学療法士連盟学会―アジアの文化と歴史にふれた4日間
浦辺 幸夫
1
1広島大学大学院保健学研究科
pp.271-272
発行日 2011年3月15日
Published Date 2011/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551101908
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2010年10月10~13日の4日間,第11回アジア理学療法士連盟学会(11th International Congress of the Asian Confederation for Physical Therapy:ACPT)がインドネシアのバリ島で開催された.ACPTが開催する学会は,1984年からほぼ2年ごとに開催されている.日本でも1988年と2008年の2回行われているが,前回の第10回学会が2008年に千葉県の幕張メッセで関東ブロックの理学療法士学会と共催されたことは記憶に新しい.
グローバル化した世界のなかで,ACPT学会は私たちにとってアジアの理学療法士(以下,PT)の活動の実際をつぶさに知り,PTの学術的交流はもちろんのこと,各国のPTのおかれている状況の違いを肌で感じることができ,そして多くの仲間と交流できる場面としてもっとも身近にある国際学会であろう.今回は,筆者の目から見た学会の印象をまとめるが,次回の学会や世界連盟(WCPT)の学会に向け,皆さんの興味が喚起できれば幸いである.
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