入門講座 画像のみかた・5
脊椎・脊髄画像のみかた
榎 勇人
1
,
石田 健司
1
Enoki Hayato
1
1高知大学医学部附属病院リハビリテーション部
pp.701-712
発行日 2009年8月15日
Published Date 2009/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551101467
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はじめに
脊椎・脊髄疾患では,圧迫骨折や脊髄損傷,椎体変形や椎間板の変性,靱帯骨化や腫瘍細胞などによる圧迫性脊髄障害など,いろいろな病態が複雑に関係していることが少なくない.このようななかで近年,画像機器や診断・評価技術が発展し,画像診断は臨床において大きな役割を担っている.脊椎・脊髄画像読影に対して苦手意識が強いセラピストも少なくないと思われるが,本稿によって少しでも苦手意識が軽減し,病態把握やリスク管理の一助につながれば幸いである.
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