初めての学会発表
全国学会のおみやげ
野々垣 聡
1
1愛知県青い鳥医療福祉センター
pp.698-700
発行日 2009年8月15日
Published Date 2009/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551101466
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肢体不自由児を対象とする研究発表会には,「全国肢体不自由児療育研究大会」があります.この大会は,理学療法士だけでなく,作業療法士はもちろん,医師や看護師,保育士などの様々な職種が参加し,職種を越えたディスカッションができる,とても魅力的な場です.かくいう私も,これまでに2度口述発表を行いました.一方,日本理学療法学術大会(以下,全国学会)は,敷居が高い感があり,また小児に関する発表も少ないため,臨床に出て今年で8年目となりますが,あまり魅力を感じられず,ずっと敬遠してきました.しかし,脳性麻痺児のリハビリテーションガイドラインの策定に携わらせていただいた中で,各種治療法の枠を越えて,小児のリハビリテーションの質を高めていく必要性を感じ,子どもたちにとって,よりよいリハビリテーションを行うためには,理学療法士同士で専門性を高められるようなディスカッションをしていくことも大切だと考え,今回,初めて全国学会にエントリーすることを決意しました.
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