報告
肩関節周囲炎患者の立位姿勢と足部形態・足圧分布に関しての一考察
岡部 敏幸
1
,
川合 旬美
1
,
和田 寿実子
1
,
水谷 久美
1
,
秋山 武彦
1
,
甲賀 英敏
1
Okabe Toshiyuki
1
1掛川市立総合病院リハビリテーション室
pp.715-718
発行日 2003年8月1日
Published Date 2003/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551100875
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足部は身体で唯一地と接触している部位である.したがって,足部は身体アライメントの状態を表出しやすい部位ともいえる.足部の機能障害は身体のアライメントを崩し,全身の機能障害へと波及することが考えられる.われわれは第33回日本理学療法士学会において,肩関節周囲炎患者は肩関節の関節可動域(以下,ROM)制限のみならず,罹病側足部のROMも減少していたことを報告した1).
今回,追跡調査として肩関節周囲炎患者の立位姿勢と足部形態・足圧分布を調べ,肩と足部との連結,姿勢との関連を探究した.
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