初めての学会発表
「仙台さ 行ってきたんだっちゃ」
奥田 裕
1
1リハビリテーション天草病院
pp.680-681
発行日 2004年8月1日
Published Date 2004/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551100543
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私は理学療法士になって6年目ですが,今年初めて日本理学療法学術大会で「新しく開発した臨床的体幹機能検査(FACT)の信頼性」という演題名で発表させていただきました.準備期間などを入れると約1年半かけて行ってきた研究が,ようやく日の目を見ることができた,という感じです.
私の職場は,埼玉県にあるリハビリテーション天草病院で,中枢神経疾患の回復期の患者様が主に入院されています.理学療法はボバース概念のもとに行っており,身体的には四肢と同様に体幹の評価・治療を重要視しています.体幹の評価は姿勢観察などの評価が主であり,表現手段はどうしても客観性が不十分になってしまうことが多く,理学療法士同士で話をする場合は良いのですが,他職種(特に医師)と話をする場合,もっとわかりやすい共通言語(評価)があるとよいと思っていました.
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