講座 福祉工学の最前線 2
臨床領域における福祉工学の現状と課題
畠中 規
1
Hatakenaka Tadashi
1
1横浜市総合リハビリテーションセンター地域サービス課
pp.679-685
発行日 2006年8月1日
Published Date 2006/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551100375
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
はじめに
筆者はリハエンジニアとして,横浜市総合リハビリテーションセンター(以下,リハセンター)に勤務している.これまで縁あっていくつかの教育機関で,理学療法学科や看護学科の学生に「人間工学」または「リハビリテーション工学(福祉工学)」という授業の中で,福祉機器とその適合について述べさせていただいた.その中でもっと幅広く,学生だけでなく,興味を持った現役理学療法士の方々へ,福祉工学について伝えることが必要だと考えてきた.本稿を含む今回の講座連載をきっかけに,多くの理学療法士の方が福祉機器の研究開発や臨床評価へ参加されることを願っている.
Copyright © 2006, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.