Japanese
English
文献抄録
呼吸リハビリテーションの中でCOPD患者はどのように運動すべきか?―骨格筋障害を治療する運動療法と運動強度の比較
How should COPD patients exercise during respiratory rehabilitation? Comparison of exercise modalities and intensities to treat skeletal muscle dysfunction
塩谷 隆信
1
1秋田大学医学部保健学科理学療法学専攻
pp.1028
発行日 2005年11月1日
Published Date 2005/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551100212
- フリーアクセス
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
背景:運動療法は,骨格筋障害,COPDに合併するHRQOLおよび生存率の低下によって起きる重要な臨床症状を改善することから,呼吸リハビリテーションの重要な要素の1つと考えられている.しかし,適切な運動療法のプロトコールの要素に関しては意見が一致していない現状にある.そこで,本研究では,COPD患者のための様々な運動療法を比較することにより,比較対照試験(RCTs)を体系的に評価および要約した.
方法:6つの電子データベース,国際会議録,研究報告を掲載した図書について,言語には制限を加えずに調査を行った.2人の検閲者(reviewer)が,それぞれ独立して,採用された研究論文に関して,介入や方法論の特徴,研究対象者の数の抽出などに関して審査を行った.
Copyright © 2005, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.