特集 急性期に必要な薬物療法と理学療法
急性期呼吸器疾患に必要な薬物療法と理学療法
眞渕 敏
1
,
笹沼 直樹
1
,
丸川 征四郎
2
Mabuchi Satoshi
1
1兵庫医科大学病院リハビリテーション部
2兵庫医科大学病院救命救急センター
pp.857-864
発行日 2005年10月1日
Published Date 2005/10/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551100180
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はじめに
急性期医療においては,外科的,内科的治療と並行しながら,超早期から積極的な理学療法を行うことが重要とされている.しかし,効果的な理学療法を実施するためには,病態の理解と全身にわたる適切なリスク管理のもとで,他の医療職が実施する処置や療法について理学療法士も理解していることが必要不可欠である.本稿では急性呼吸器疾患として,外科術後,急性肺炎,急性心不全を例に挙げ,薬物療法を含めた患者管理について概説し,必要な理学療法について述べる.
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