特集 実践能力を高めるカリキュラム
医療系教育における実践能力を高めるカリキュラム
吉田 素文
1
Yoshida Motofumi
1
1九州大学医療系統合教育研究センター
pp.113-118
発行日 2005年2月1日
Published Date 2005/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551100022
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本稿では,効果的な臨床医学教育を目指し,国内の大学医学部で取り組まれている改革の試みについて,医学教育を受けた過去の記憶と,現在の教育改革を実施する側としての認識をもとに,その目的や背景,そして今何がどう変化しつつあるのかについて紹介する.
筆者は1988年に大学医学部を卒業した後,大学の外科教室に入局し,卒後研修,薬理学の基礎研究,主に消化器疾患の臨床経験を経て,1996年以来,大学および大学間の医学教育カリキュラムの企画・運営および研究業務に従事している.
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