ZOOM UP
教師はもっと看護の実践能力を高めていかなければ
高橋 令子
1
1神戸市立看護短期大学
pp.345
発行日 1982年6月25日
Published Date 1982/6/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663907687
- 有料閲覧
- 文献概要
高橋先生は昭和34年,姫路赤十字看護専門学校から神戸市立看護専門学校に移って以来,今日まで市立病院の総婦長,看護学校長を務めるなど,神戸市民の医療を看護の面から担ってきた.なかでも昭和52年からは神戸市立病院の総婦長と市立看護専門学校校長を兼務,さらに市立の新病院と看護短期大学の設立準備などの激務を,持ち前のバイタリティーで取り組み,病院と短期大学の発足に大きな貢献をしてきた.
‘これだけ大きな仕事ができたのは,学校でも病院でも,よいスタッフに恵まれたことと,市の関係者の理解があったからです’と語る先生は,今度は‘大学では幅広い人間をつくる教育が必要であり,そのためには人間を含めたよい環境を作らなければ’という信念を持って,発足まもない短大の運営を軌道に乗せるため,教育の目的や方向をどうしていくかに取り組んでいる.
Copyright © 1982, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.