けんさ質問箱
Q 重心動揺計の検査法
川手 信行
1
,
Y. K.
1昭和大学医学部リハビリテーション医学診療科
pp.411-413
発行日 1999年4月1日
Published Date 1999/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543906621
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重心動揺計はまだ検査している施設が少ないと思いますが,教科書,施設によって方法がさまざまで,統一されていないようです.検査に際して患者を測定する板の上に立たせるとき,かかと・つま先をぴったりつけて立たせるか,つま先を30°開いて立たせるか(些細なことですが)など,迷っている点が多々あります.正しい測定のしかたをご教示ください.(福岡市東区 生)
A 重心動揺検査は,直立起立姿勢に現れる重心動揺を重心動揺計を用いて記録し,その記録の観察,計測,解析によって,平衡障害の有無,程度の把握(平衡障害のスクリーニング),疾患経過の観察,治療効果の判定,病巣局在診断を行う検査です1,2)
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