座談会 21世紀の検査を考える・1
微生物検査の現状と将来—[1] 20世紀の微生物検査と21世紀への宿題
川上 小夜子
1
,
浅利 誠志
2
,
松野 容子
3
,
島川 宏一
4
,
菅野 治重
5
1帝京大学医学部附属病院中央検査部
2大阪大学医学部附属病院感染対策部
3山口大学医学部附属病院検査部
4天理よろづ相談所病院臨床病理部
5千葉大学医学部附属病院検査部
pp.355-364
発行日 2001年4月1日
Published Date 2001/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543905781
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薬剤耐性菌,院内感染,新興・再興感染症と,微生物検査を取り巻く環境はあわただしい.加えて,ある種の“がん”とウイルスとの関連性も注目を集めている。検査領域の中で,21世紀は微生物検査の時代といっても過言ではないかもしれない.一方,医療費抑制政策の一環として,検査室にも厳しい経済性の問題が提起されている.それをどう乗りきるか.そこで,座談会シリーズの第1弾として,微生物検査の現状と将来展望を2回に分けて語っていただく.
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