増刊号 血液検査実践マニュアル
Part 3 血球形態検査
5.白血球機能検査
2)検査の実際 a)顆粒球機能検査
東 克巳
1
1東京大学医学部附属病院検査部
pp.797-799
発行日 2000年6月15日
Published Date 2000/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543905466
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遊走能試験
遊走能試験は好中球が大量に必要なため採血量が多くなり,臨床検査としてはほとんど行われていない.貪食能試験などで代用されているのが現状であろう.遊走能試験には代表としてBoyden法とアガロース法があるが,Boyden法は特殊な器具を必要とするため,ここではアガロース法を紹介する.
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