検査法の基礎検討のしかた 血清検査・4
免疫成分測定法における相関性試験
細萱 茂実
1
,
久米 章司
2
1山梨医科大学医学部附属病院検査部
2山梨医科大学臨床検査医学
pp.1143-1146
発行日 1996年12月1日
Published Date 1996/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543902947
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はじめに
検査法の正確さに関する評価事項の中で,多数の患者検体を用いた相関性試験は最も重要視され,かつ頻繁に実施されている.しかし,相関性試験は特にその統計的側面について,多くの問題点が指摘されてきた.それらの点を考慮し,相関性試験のより適切な実施法について,免疫成分測定法を例に解説する.
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