今月の臨床 HRT—ベストテクニック
HRT施行時の検査
3.骨量測定の種類と相関性
倉林 工
1
1新潟大学医学部産科婦人科
pp.1377-1381
発行日 1998年11月10日
Published Date 1998/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409903452
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
骨粗鬆症は,国際的には「骨量の減少と骨組織の微細構造の劣化により,骨強度が低下し,骨折を起こしやすくなった全身性疾患」と定義される1).従来は骨折により骨粗鬆症と診断されることが多かったが,この新定義では,骨折を起こさなくても,骨量が減少して骨が脆くなっていれば骨粗鬆症であるとしている.したがって,骨粗鬆症の診断には,骨量定量と骨質の評価が必須である.
Copyright © 1998, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.