トピックス
SDA法による遺伝子検査
佐藤 隆
1,2
1日本ベクトン・ディッキンソン(株)
2マイクロバイオロジー製品部・学術開発部
pp.241-243
発行日 1996年3月1日
Published Date 1996/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543902650
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
はじめに
現在最も広く普及している核酸増幅法はサーマルサイクルを利用したpolymerase chain reaction(PCR)であり臨床検査にも広く利用されているが,これに対してstrand displacement amplification(SDA)は,1992年にTerrance Walkerによって紹介された単一温度下において核酸増幅を行う新たな技術である1〜3).SDAは制限酵素とポリメラーゼを組み合わせた方法であり,次の2つの段階から成る.
Copyright © 1996, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.