検査法の基礎
蛍光免疫定量法(フルオロイムノアッセイ)
渡邊 富久子
1
1神戸女子薬科大学臨床化学研究室
pp.115-119
発行日 1990年2月1日
Published Date 1990/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543900031
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サマリー
免疫定量法の有用性はもはやいうまでもないが,特に非放射性免疫定量法は多くの検体を処理しなくてはならない生体成分の測定や,薬物の血中濃度の測定に広く利用されてきている.本稿では非放射性免疫定量法のうち,酵素免疫定量法(EIA)に次いで利用度の高い蛍光免疫定量法(FIA)について解説した.
また,実際の応用例として,濾紙血中17-OH-PのFIAによる測定について概説した.
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