技術講座 病理
—step up編—コンパニオン診断としての肺癌遺伝子検査
羽場 礼次
1
1香川大学医学部附属病院病理診断科・病理部
pp.138-144
発行日 2019年2月1日
Published Date 2019/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543207484
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Point
●肺癌診療ではチーム医療へ参画するため,呼吸器内科医や外科医,病理医,検査技師で話し合いを積極的に行う.
●肺癌検体の取扱いでは,プレアナリシス段階の固定液,固定時間,固定法に関して自施設に適した方法を検討する.
●肺癌検体は1検体,1ブロックで作製後,HE染色検鏡後に通常の免疫染色に加え,コンパニオン診断用の未染色標本をオーダーする.
●EGFR,PD-L1,ALK,ROS1のコンパニオン診断は,手引き書を参考に決められた方法で検査を行い,評価や判定を行う.
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