増刊号 現場で“パッ”と使える 免疫染色クイックガイド
3章 免疫染色に強くなる! 免疫染色の極意
免疫染色の基本
松岡 亮介
1
,
諸橋 彰
2
,
遠藤 希之
2
1国際医療福祉大学三田病院病理部(病理診断センター)
2仙台厚生病院臨床検査センター/病理診断・臨床検査科
pp.1022-1029
発行日 2018年9月15日
Published Date 2018/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543207342
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形態だけでは鑑別が難しい症例こそ,免疫染色が生きる!
免疫染色の目的として,すぐに思い浮かぶのは“組織型の診断”ではないだろうか.病理診断において,基本となるのはもちろんHE(hematoxylin-eosin)染色での組織像であるが,それだけでは組織型を診断できないことも多く,そんなときこそ免疫染色の出番である.
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