Laboratory Practice 〈病理●内部精度管理・3〉
免疫染色の精度管理
鈴木 舞
1
,
鴨志田 伸吾
1
1藤田保健衛生大学医学部第一病理学講座
pp.263-266
発行日 2008年3月1日
Published Date 2008/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543102027
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
- サイト内被引用
はじめに
近年,ルーチン業務における免疫染色依頼件数の伸びに加え,入手できる抗体の種類の飛躍的な増加に伴い,確定診断や治療法の選択に対する免疫染色の貢献度が高まっている.それゆえに,免疫染色の精度管理および標準化の重要性がますます強調されてきている.本稿では,免疫染色の内部精度管理,再現性や正確性の高い染色結果を得るためのノウハウについて言及する.
Copyright © 2008, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.