技術講座 病理
シリーズ 免疫染色(IHC/ICC)の基礎・2
免疫染色の実際① 染色前準備
柳田 絵美衣
1,2
1慶應義塾大学医学部病理学教室
2慶應義塾大学医学部腫瘍センターゲノム医療ユニット
pp.838-846
発行日 2018年8月1日
Published Date 2018/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543207288
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Point
●免疫染色では特に固定液,固定時間が肝である.
●切片の伸展温度と伸展時間が染色性に影響する.
●伸展後は確実に切片を乾燥させることで切片の剝離を防止できる.
●2016年にセルブロック法による標本作製が860点で保険収載されたことにより,セルブロック法による免疫染色も増えてきた.
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