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―免疫染色のアーティファクト・2―染色時のアーティファクト
鴨志田 伸吾
1
1神戸大学大学院保健学研究科病態解析学領域
pp.385-387
発行日 2009年4月1日
Published Date 2009/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543102425
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はじめに
現代の免疫染色技術は,加熱処理を中心とした抗原性賦活化法や新しい高感度検出法の開発・進歩とともに発展してきた.パラフィン切片上で証明できる抗原物質が飛躍的に増えたことは確固たる事実であるが,最適なプロトコールで実施していれば検出できたであろう抗原物質が数多く眠っていることも否定しえない.
本稿では,免疫染色施行時に遭遇する代表的な落とし穴を紹介し,その原因および問題解決策について解説する.
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