疾患と検査値の推移
梅毒
関川 喜之
1
,
本郷 偉元
1
1武蔵野赤十字病院感染症科
pp.682-688
発行日 2016年8月1日
Published Date 2016/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543206540
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Point
●多彩な症状を呈し,「梅毒は自由だ」といわれる.無症状で経過する症例もある.
●梅毒検査を入院時や術前のルーチン検査,あるいは検診で行う必要はない.
●トレポネーマ検査(TPLAなど)が陽性ならば,現在もしくは過去の感染を反映する.
●非トレポネーマ検査(RPRなど)が疾患活動性を反映する.
●梅毒を診たらHIVを疑う.
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