FOCUS
細胞診自動スクリーニング支援装置の歴史と今後の展望
杉本 直美
1
1ホロジックジャパン株式会社
pp.106-108
発行日 2016年2月1日
Published Date 2016/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543206336
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はじめに
1941年Dr. Papanicolaouが発表した細胞診検査1)は,子宮頸がん発生率を著しく減少させた.その後,1950年代初期に,子宮頸部標本を自動スクリーニングする装置の開発が始まっている.自動スクリーニング装置は「低コストで高精度の検査を可能にする」という展望から始まったが,実用化に至るまでには多くの困難があった2).
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